クールな溺愛彼氏様⁉︎



「いこ、椋平」

「・・・ああ」




椋平の手を引いて入り口に向かう。
入場券を購入して中にはいる。




「どこから見る?」

「イルカショー、1時かららしいから、それまで回ってご飯食べて向かうか?」

「うん!そうしよう!」




いろんな魚が泳ぐコーナーにはいる。
全面が水槽になっていて、とても綺麗。

魚たちが自由に泳ぎ回る姿を見ているとなんだか微笑ましく思えてしまう。




でも本当は、広い海をもっと自由に泳ぎたいのかな?




「未侑、こっち」

「なになに?」

「クラゲだって。未侑みたいだな」

「え!?なんで?」

「いつもふわふわして、自由」



ふわふわして自由?
椋平って、私の事そんな風に思ってるの?

ん?
それって・・・、褒めてるの?




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