クールな溺愛彼氏様⁉︎
「可愛いな」
「えっ」
「・・・クラゲ」
「あ、ああ、うん。そうだね」
椋平が、おかしそうに笑う。
私に似てるって言われた後にそんな事言われたら、ちょっとドキッとするでしょ!
なんか、椋平ってわかっててやってるよね。
絶対私の反応楽しんでる。
でも、椋平も楽しいって思ってくれてるんだったらいっか。
それから、私たちは館内を見て回り、お昼を食べるためフードコートに来ている。
「まだまだ、見足りないね!次はいよいよイルカショーだし」
「楽しいか?」
「うん!だって、椋平とデートだもん。初めてだもんね、こういうちゃんとしたデート」
「そうだな」
「椋平は?私と一緒で楽しい?」
「ああ、楽しいよ」
嬉しい。
つい頬が緩んじゃう。