クールな溺愛彼氏様⁉︎
厳重に戸締りをしてその日はすぐに眠った。
怖い思いを消し去るように眠りにつく。
朝起きても、ごみ箱にはあの手紙が入っていて夢ではないことを知らされる。
あれを入れたってことは、家を知られてるってこと。
適当に悪戯されたのならいいけれど。
私を狙ったものだとしたら・・・。
椋平に、相談した方が・・・。
迷ったまま相談ができずに1週間が過ぎた。
その間にも、毎日のようにその手紙は届いていた。
≪君を愛してる≫
≪あんな男とは別れろ≫
≪別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ≫
日に日にその口調はきついものになっていて、恐怖を煽る。
精神的にも、追い詰められてきていた。