クールな溺愛彼氏様⁉︎
「お店の事は私が回すから、未侑はしばらく冷やしておくこと。店長に連絡いれるから、すぐに病院に行って」
「で、でも、今日店長休みなのに・・・」
「そんな事言ってられないでしょ!火傷を甘く見るな!絶対に水から離したらだめよ」
「わかった・・・」
痛みが、増してきている気がする。
ズキズキする痛みが水を当てていても感じる。
どうしよう・・・痛い・・・。
泣きたくなるような痛みに顔を伏せ歯を食いしばる。
加奈子が一人でバタバタと働いてくれているのを感じながら申し訳なく思う。
しばらくすると、店長が来てくれた。
「おい、火傷したって」
「す、すいませ・・・。お休みだったのに・・・」
「いや、そんなことは気にするな。大丈夫か?」
「大分冷やしたので・・・」
冷水で冷やしたので手は冷たさで痛みも感じなくなっていた。
でも、火傷をした箇所は冷やしたのも相まって真っ赤になっている。