クールな溺愛彼氏様⁉︎
驚いて声をあげた瞬間、ぬるりと舌が入り込んでくる。
私の舌を絡め取り、深く深く絡まり合う舌。
私は全身の力が抜けギュッと左手で椋平の服を掴んだ。
その瞬間、私が撒いていたタオルがぱらっと外され、露わにされた体。
「えっ!?」
離された唇。
私は目を見開いた。
「黙って洗われろ」
「えっ、ちょっ」
いつの間に用意したのか泡立ったスポンジを身体に押し付けられる。
私は恥ずかしくて顔をそらし目を瞑った。
左手で肩を押し付けられ、身体にスポンジを滑らせていく椋平。
私は、きれいさっぱりあらわれてしまった。