イノセントラヴ~不実な社長と契約結婚~
悠真side~
「おはようございます。社長」
社長室に入ると来亜一人で、吹雪の姿はなかった。
「おはよう。来亜、吹雪は?」
「吹雪は管理室です。父の体調が悪くて、今日は欠勤していて、父の代行で管理室に居ます」
「田中さんが体調不良??」
「唯の風邪です。命には別状ありませんから…心配しないで下さい」
「そうか」
受付からの内線電話で朝一番にアポを取っていた草壁さんが来社したとの連絡が入る。
俺は待ってましたと草壁さんを社長室に通した。
「さすがは岩佐さんのお墨付き。仕事早いな」
草壁さんは既に『インターナショナル香港』買収戦略の立案書を完成させていた。
「香港支社との1回目のテレビ会議が明日だと訊き、急いで完成させました」
「後で目を通すコトにして・・・来亜お前は少し席を外せ。草壁さんと二人で話がしたい」
パソコンのキーを叩く来亜を社長室から追い出した。
社長室に入ると来亜一人で、吹雪の姿はなかった。
「おはよう。来亜、吹雪は?」
「吹雪は管理室です。父の体調が悪くて、今日は欠勤していて、父の代行で管理室に居ます」
「田中さんが体調不良??」
「唯の風邪です。命には別状ありませんから…心配しないで下さい」
「そうか」
受付からの内線電話で朝一番にアポを取っていた草壁さんが来社したとの連絡が入る。
俺は待ってましたと草壁さんを社長室に通した。
「さすがは岩佐さんのお墨付き。仕事早いな」
草壁さんは既に『インターナショナル香港』買収戦略の立案書を完成させていた。
「香港支社との1回目のテレビ会議が明日だと訊き、急いで完成させました」
「後で目を通すコトにして・・・来亜お前は少し席を外せ。草壁さんと二人で話がしたい」
パソコンのキーを叩く来亜を社長室から追い出した。