イノセントラヴ~不実な社長と契約結婚~
《13》一年半の空白
菜穂side~
「紹介する。今夜から住むコトになった草壁さんだ」
「よろしくお願いします。芦沢さん」
「周防社長、これはどう言うコトですか?」
「彼と一緒に住むのはビジネスの為だ。森園さんと草壁さんの仲を元鞘に戻そうなんて。全然思ってないから・・・」
悠真さんは包み隠さず、馬鹿正直に森園さんに説明した。
「納得いきませんけど・・・菜穂さんのボディガードが私の仕事。仕事と割り切って草壁さんと一緒に住むコトを了承します」
「そう言ってくれると嬉しいよ。森園さん。草壁さん、部屋に案内します」
悠真さんは草壁さんをゲストルームに案内した。
大切なビジネスパートナーが部屋に来ると言っていたが、そのパートナーは森園さんの元カレ・草壁さん。
おまけに一緒に住まわせるとか言ってるし、意図的に二人を元の鞘に収めようと企む悠真さんの考えが見え見えだ。
「倭人のヤツ・・・」
森園さんは草壁さんの名前を吐き捨てる。その声に嬉しさが混じっていた。
「良かったですね。復縁するまたとないチャンスですよ。森園さん」
「何を言い出すの?菜穂さん。私とアイツは・・・」
「今もスキなんでしょ?顔に書いてあります」
森園さんはバツの悪そうな表情を浮かべる。
「よろしくお願いします。芦沢さん」
「周防社長、これはどう言うコトですか?」
「彼と一緒に住むのはビジネスの為だ。森園さんと草壁さんの仲を元鞘に戻そうなんて。全然思ってないから・・・」
悠真さんは包み隠さず、馬鹿正直に森園さんに説明した。
「納得いきませんけど・・・菜穂さんのボディガードが私の仕事。仕事と割り切って草壁さんと一緒に住むコトを了承します」
「そう言ってくれると嬉しいよ。森園さん。草壁さん、部屋に案内します」
悠真さんは草壁さんをゲストルームに案内した。
大切なビジネスパートナーが部屋に来ると言っていたが、そのパートナーは森園さんの元カレ・草壁さん。
おまけに一緒に住まわせるとか言ってるし、意図的に二人を元の鞘に収めようと企む悠真さんの考えが見え見えだ。
「倭人のヤツ・・・」
森園さんは草壁さんの名前を吐き捨てる。その声に嬉しさが混じっていた。
「良かったですね。復縁するまたとないチャンスですよ。森園さん」
「何を言い出すの?菜穂さん。私とアイツは・・・」
「今もスキなんでしょ?顔に書いてあります」
森園さんはバツの悪そうな表情を浮かべる。