イノセントラヴ~不実な社長と契約結婚~
悠真side~
「すまない。倭人」
欠勤した来亜に代わり、倭人がコーヒーを淹れてくれた。
「今は草壁なのに、柊とは呼べないだろ?」
「別に、どんな呼び名でも気にしてませんよ。それよりも、菜穂さんのお兄さんの整形はどう説明します?」
「どうって・・・悪いヤツに追われているから已む得ず整形した。それでいいだろ?」
「俺の口からは何も話しません。多分、多賀も同じだと思います。安心してください」
「倭人、これコピー出来るか?」
「承知しました。総理」
「俺は総理じゃなく、社長だ」
「ついクセで…承知しました。周防社長」
「こき使って悪いな・・・」
倭人は笑顔で書類を受け取り、コピーを刷り始める。
欠勤した来亜に代わり、倭人がコーヒーを淹れてくれた。
「今は草壁なのに、柊とは呼べないだろ?」
「別に、どんな呼び名でも気にしてませんよ。それよりも、菜穂さんのお兄さんの整形はどう説明します?」
「どうって・・・悪いヤツに追われているから已む得ず整形した。それでいいだろ?」
「俺の口からは何も話しません。多分、多賀も同じだと思います。安心してください」
「倭人、これコピー出来るか?」
「承知しました。総理」
「俺は総理じゃなく、社長だ」
「ついクセで…承知しました。周防社長」
「こき使って悪いな・・・」
倭人は笑顔で書類を受け取り、コピーを刷り始める。