イノセントラヴ~不実な社長と契約結婚~
「倭人さん、総理秘書官のお仕事はどうするんですか?」
「総理秘書官は辞めました」
「岩佐さんと一緒に起業するんだって」
「へぇー」
「倭人、本気?」
「本気だ。退職届、今日送ったし。速達で送ったから明日には官邸に着いてるだろう」
「・・・」
「お前はどうする?」
「悪阻に苦しんでいては総理のSPの任務にはつけない」
「じゃお前も退職だな」
「…倭人がそう言うなら…従う」
結愛さんはバリキャリ志向の女性かと思ったが、倭人さんに従順な古風な面も持っていた。
「総理秘書官は辞めました」
「岩佐さんと一緒に起業するんだって」
「へぇー」
「倭人、本気?」
「本気だ。退職届、今日送ったし。速達で送ったから明日には官邸に着いてるだろう」
「・・・」
「お前はどうする?」
「悪阻に苦しんでいては総理のSPの任務にはつけない」
「じゃお前も退職だな」
「…倭人がそう言うなら…従う」
結愛さんはバリキャリ志向の女性かと思ったが、倭人さんに従順な古風な面も持っていた。