イノセントラヴ~不実な社長と契約結婚~
________
____
結愛さんと倭人さんの件も落着して、胸をホッと撫で下ろした。
ドレッサーの鏡を覗き込み、すっぴんの顔に美容液を塗る。
「何だか嬉しそうな顔だな。期待してんのか?」
悠真さんがバスルームから帰って来た。
鏡に映る私の顔を覗き込むように見る。
「結愛さんと倭人さん…上手くいって良かったなぁーって思っていただけですよ」
「はぁ?菜穂お前…俺とお前のコトは良くないのか?」
「え、あ・・・嬉しいですよ」
「何だか…後からくっつけたような言い方がやだな」
「そんなコトありませんよ」
「嬉しいか?」
悠真さんは背後から私を抱き竦める。
いつものつけたてのコロンの香りが鼻腔を擽った。
タオルで拭いただけの髪が頬に掠める。
「俺は嬉しいよ」
甘い声に心臓は高鳴った。
____
結愛さんと倭人さんの件も落着して、胸をホッと撫で下ろした。
ドレッサーの鏡を覗き込み、すっぴんの顔に美容液を塗る。
「何だか嬉しそうな顔だな。期待してんのか?」
悠真さんがバスルームから帰って来た。
鏡に映る私の顔を覗き込むように見る。
「結愛さんと倭人さん…上手くいって良かったなぁーって思っていただけですよ」
「はぁ?菜穂お前…俺とお前のコトは良くないのか?」
「え、あ・・・嬉しいですよ」
「何だか…後からくっつけたような言い方がやだな」
「そんなコトありませんよ」
「嬉しいか?」
悠真さんは背後から私を抱き竦める。
いつものつけたてのコロンの香りが鼻腔を擽った。
タオルで拭いただけの髪が頬に掠める。
「俺は嬉しいよ」
甘い声に心臓は高鳴った。