イノセントラヴ~不実な社長と契約結婚~
今夜は特別な日。

私と悠真さんの心が初めて重なった日。

互いにベットに潜り込んでカラダを寄せ合った。

「なぁ?菜穂お前はいつから俺のコトがスキだったんだ?」



「悠真さんが初めて『ヘンリーズコーヒー』に来た時からです」

「それは嘘だろ?」

悠真さんの瞳が怪訝そうに私を見る。


「本当です。嘘ついていません」

「だって…お前・・・他のオンナが俺を見てるのに…全く無反応だったじゃないか。俺のコトだって全然見ねぇし」

悠真さんだっ私のコトを見てるなんて全然雰囲気なかった。

彼はいつ私を見ていたのだろう。

背中に目が付いてるのか?


「私にとって悠真さんは神様のような存在で…神々しく見れなかったんです」


「神様?俺が?」

悠真さんがブッと吹き出し笑いした。









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