イノセントラヴ~不実な社長と契約結婚~
「私が芦沢菜穂です」
「周防社長の従兄弟が菜穂さんの何の用かしら?」
ソファで横になっていた結愛さんが立ち上がって私達の所に歩み寄る。
「君は左京警視総監の令嬢・・・左京結愛さん?」
「そうよ。私は左京結愛。先に私の質問に答えなさい」
結愛さんは莉人さんをけん制し、強い口調で訊いた。
「何故?君が悠真の部屋に居る?」
「私は菜穂さんのボディガード」
「ボディガード?」
「そう。ボディガード」
「まぁ、いい。俺は菜穂さんに話があるだけだ。君は部外者だ!引っ込んでおいてくれ」
莉人さんは結愛さんに向かって吐き捨てる。
「結愛さん、私は大丈夫よ」
私は莉人さんの話を訊くコトにした。
「結愛さんは具合悪いんだし、部屋で休んだら?」
「そうだ。君は席を外してくれ」
「…分かったわ」
結愛さんは自分の部屋に引っ込んだ。
「周防社長の従兄弟が菜穂さんの何の用かしら?」
ソファで横になっていた結愛さんが立ち上がって私達の所に歩み寄る。
「君は左京警視総監の令嬢・・・左京結愛さん?」
「そうよ。私は左京結愛。先に私の質問に答えなさい」
結愛さんは莉人さんをけん制し、強い口調で訊いた。
「何故?君が悠真の部屋に居る?」
「私は菜穂さんのボディガード」
「ボディガード?」
「そう。ボディガード」
「まぁ、いい。俺は菜穂さんに話があるだけだ。君は部外者だ!引っ込んでおいてくれ」
莉人さんは結愛さんに向かって吐き捨てる。
「結愛さん、私は大丈夫よ」
私は莉人さんの話を訊くコトにした。
「結愛さんは具合悪いんだし、部屋で休んだら?」
「そうだ。君は席を外してくれ」
「…分かったわ」
結愛さんは自分の部屋に引っ込んだ。