イノセントラヴ~不実な社長と契約結婚~
香港の夏は温度は25度前後ぐらいで、日本の猛暑から考えると過ごしやすいけど、湿度の高さが不快指数を上げた。
空を見上げるとすがすがしい青が澄み渡る。
大きなビルが幾つも並び、行き交う人達は外国人、私達と同じような日本人観光客の姿も垣間見える。
「私、外国に来たんですね」
「ここは日本と違います。ボーッとしていると大変な目に遭いますよ」
「その為に来亜さんが同行しているんでしょ?」
「俺を余り信用しない方がいいですよ」
「えっ?」
「冗談です」
来亜さんは真顔で冗談の言う人だった。
ギネスに載ったと言う『ヒルサイドエレベーター』の入口に到着した。
韓国ドラマや映画のロケ場所で有名な場所。
私はスマホで入口を撮影する。
「そこは邪魔になりますよ」
来亜さんが私の腕を掴み、自分の方に引き寄せる。
「ゴメンなさい。ありがとう」
私達はエレベーターを上がって、国際美食エリアのソーホーを目指す。
空を見上げるとすがすがしい青が澄み渡る。
大きなビルが幾つも並び、行き交う人達は外国人、私達と同じような日本人観光客の姿も垣間見える。
「私、外国に来たんですね」
「ここは日本と違います。ボーッとしていると大変な目に遭いますよ」
「その為に来亜さんが同行しているんでしょ?」
「俺を余り信用しない方がいいですよ」
「えっ?」
「冗談です」
来亜さんは真顔で冗談の言う人だった。
ギネスに載ったと言う『ヒルサイドエレベーター』の入口に到着した。
韓国ドラマや映画のロケ場所で有名な場所。
私はスマホで入口を撮影する。
「そこは邪魔になりますよ」
来亜さんが私の腕を掴み、自分の方に引き寄せる。
「ゴメンなさい。ありがとう」
私達はエレベーターを上がって、国際美食エリアのソーホーを目指す。