イノセントラヴ~不実な社長と契約結婚~
未成年なのに、周防社長に勧められるまま飲んでしまったワインに酔い、足取りがフラついた。
「大丈夫か?」
周防社長が私の肩を抱き、介抱してくれた。
「だ、大丈夫です」
「社長、私のいない間に彼女にお酒飲ませましたね。彼女はまだ未成年ですよ」
秘書の吹雪さんが険しい顔で社長に詰った。
「菜穂お前は未成年だったのか?すまない」
「断ったら悪いと思いまして・・・」
「・・・未成年に酒を勧めるなんて…俺の方が罪になるだろうが」
「早くどうぞ」
吹雪さんが後部座席をドアを開けて、私達を乗り込ませる。
バタンと扉を閉めると運転席側へと回った。
「これからどこに行くんですか?」
「部屋に帰る。お前も勿論、一緒に来るんだ」
「でも・・・」
「お前は今夜から俺の妻だ。夫である俺と共に住むのは当然だ。急げっ。吹雪」
3億の借金をカタに私は期限付きの契約結婚をする羽目になった。
「大丈夫か?」
周防社長が私の肩を抱き、介抱してくれた。
「だ、大丈夫です」
「社長、私のいない間に彼女にお酒飲ませましたね。彼女はまだ未成年ですよ」
秘書の吹雪さんが険しい顔で社長に詰った。
「菜穂お前は未成年だったのか?すまない」
「断ったら悪いと思いまして・・・」
「・・・未成年に酒を勧めるなんて…俺の方が罪になるだろうが」
「早くどうぞ」
吹雪さんが後部座席をドアを開けて、私達を乗り込ませる。
バタンと扉を閉めると運転席側へと回った。
「これからどこに行くんですか?」
「部屋に帰る。お前も勿論、一緒に来るんだ」
「でも・・・」
「お前は今夜から俺の妻だ。夫である俺と共に住むのは当然だ。急げっ。吹雪」
3億の借金をカタに私は期限付きの契約結婚をする羽目になった。