イノセントラヴ~不実な社長と契約結婚~
《25》雪解け
菜穂side~
それから1週間が流れた。
スマホのアプリゲーム中毒の悠真さん。
既に禁断症状が出て私のスマホを強引に奪い、アプリゲームを始める。
「入りますよ」
来亜さんがノックして入って来る。
来亜も香港に滞在し、色々と私と悠真さんのお世話をしてくれた。
「悠真様」
「何だ?」
「悠真様に会いたいと悠子様がお見えです」
「仕事でまた香港に来たのか?」
「今回はプライベートだと訊きました。一度お会い下さい」
「会わない」
悠真さんは強い口調で返し、面会を拒否する。
「悠真さん、一度位会ってあげてください」
私は悠真さんの手許からスマホを取り上げ、来亜さんと一緒に悠真さんを睨み据えた。
「二人して何だよ!?俺が悪者みたいじゃないか・・・」
スマホのアプリゲーム中毒の悠真さん。
既に禁断症状が出て私のスマホを強引に奪い、アプリゲームを始める。
「入りますよ」
来亜さんがノックして入って来る。
来亜も香港に滞在し、色々と私と悠真さんのお世話をしてくれた。
「悠真様」
「何だ?」
「悠真様に会いたいと悠子様がお見えです」
「仕事でまた香港に来たのか?」
「今回はプライベートだと訊きました。一度お会い下さい」
「会わない」
悠真さんは強い口調で返し、面会を拒否する。
「悠真さん、一度位会ってあげてください」
私は悠真さんの手許からスマホを取り上げ、来亜さんと一緒に悠真さんを睨み据えた。
「二人して何だよ!?俺が悪者みたいじゃないか・・・」