イノセントラヴ~不実な社長と契約結婚~
悠真side~
彼女は俺の腕枕で寝息を立てて眠っていた。
俺は彼女の眠りを妨げないように腕を頭の後ろから引き抜くとカラダを起こした。
そして、ベット脇の大理石の小さなテーブルにおいた彼女のロケットペンダントを手を伸ばす。
ペンダントの蓋を開けるとそこには幼い頃の彼女と芦沢の写真が入っていた。
写真を剥がしても、何もなかった。
「隠された形跡はないな」
芦沢は俺と同い年。
菜穂とは一回り離れた兄と妹。
罪の意識に苛まれながらも俺はもっと彼女を抱き締めたいと思う。
彼女を幸せにすれば、俺の罪は消えるかも。
勝手な思いが心を掠めた。
「時間か・・・」
ロケットペンダントを元の場所に戻し、代わりのスマホを手にした。
セットしておいたスマホのアラームをオフにして、ベットから出た。
俺は彼女の眠りを妨げないように腕を頭の後ろから引き抜くとカラダを起こした。
そして、ベット脇の大理石の小さなテーブルにおいた彼女のロケットペンダントを手を伸ばす。
ペンダントの蓋を開けるとそこには幼い頃の彼女と芦沢の写真が入っていた。
写真を剥がしても、何もなかった。
「隠された形跡はないな」
芦沢は俺と同い年。
菜穂とは一回り離れた兄と妹。
罪の意識に苛まれながらも俺はもっと彼女を抱き締めたいと思う。
彼女を幸せにすれば、俺の罪は消えるかも。
勝手な思いが心を掠めた。
「時間か・・・」
ロケットペンダントを元の場所に戻し、代わりのスマホを手にした。
セットしておいたスマホのアラームをオフにして、ベットから出た。