ドリーミィ✡ マジカリア
双葉がお粥を運んできた。
「お姉ちゃん。具合どお?」
「うん、大分良くなったよ」
「ほんとっ!良かったぁー!!」
えへへ、と双葉が無邪気な笑顔を見せる。
双葉とは年子なので話も合うし、
気も合う。
時には喧嘩する時もあるけど、家事や裁縫は双葉の方が得意なので大体は双葉に任せてしまう。
そのため、私はあまり役に立たないのだった。
多分双葉がいなかったら私はきっと何も出来ない…
…またネガティブ思考…!
だめだめ、ポジティブポジティブ!!
ネガティブ反対!
…でも、いつか双葉に何かお返しが出来たらいいな…
……ううん!必ず何か恩返しを、する!!
私は、そう心に決めたのだった。
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