俺様ホストに拾われて





「いいんだ」





「私ね?パパもママも大好きなんだよ?
今、ホスト…しかもNo.1と
一緒に住んでるの。
もちろんお金は相手なんだ。
それから…ごめんなさい。
私、援交してたの…。

家出をしたのはいいが
行く宛もなければお金もあんまりなくて
泊まる場所とかのお金稼ぎで。

そしたら有名になっちゃって...
ある日彼が…洸琉っていうんだけどね?
洸琉が私を拾ってくれて

居候させてくれてるんだ。

それでね?
お兄ちゃん…のことも話したの。
すごくすごく怖かったけど
洸琉は黙ってぎゅってしながら
話しをきいてくれて
溜め込んでたモヤモヤがスッキリしたんだ。

それからパパやママに会いたくて仕方なかった。

ねぇ、パパ?
また私をあの家においてくれますか?」





こんなこと言うのは怖かった。





でもまた、
あの家で一緒に生活したいよ。





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