俺様ホストに拾われて





「洸琉さん。
姫華ちゃんいなくなってから
また…いや一段と荒れちゃって。
俺らも手に負えないんだよね。

俺姫華ちゃん好きだから気づいたよ。
姫華ちゃんは洸琉さんのこと好きなの。

洸琉さんも姫華ちゃんを
好きなんだってことも気づいた。

どうして来なくなったのかは知らないけど
洸琉さんを支えられるのは
姫華ちゃんだけだよ?

これから洸琉さんに気持ち伝えるんでしょ?
頑張ってね?
俺のことは気にしなくていいよ。
気にしないでこれからも俺と
仲良く話してね?」





瑞希くん…………。





「ごめんなさい……ありがとう。
私、洸琉が好き。
気づいたから後悔したくない!
頑張って好きだって伝えるね?」





「うん。
じゃあ、そろそろ来そうだから
俺は仕事戻るよ。またね!」





そう言って瑞希くんは待機室から出て行った。





こんな私を好きになってくれて
ありがとう、瑞希くん。





気持ちには答えられないけど
瑞希くんも幸せになってください。





きっと瑞希くんなら
私なんかよりももっと素敵な人
現れると思うから。





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