俺様ホストに拾われて
「姫華とお兄さん、一緒に住んで大丈夫か。
やはりご両親からしたら心配かもしれないんですが
姫華をしばらく預からせてもらえませんか?
怖がって暮らさせたくないし
俺も心配なんです」
洸琉………っ!!!
「待って!洸琉...私、何も聞いてないよ?」
「聞いただろ?
一緒に住みたいか、お兄さんと。
お前が嫌ならいい。
でも怖くて俺の家で暮らしたいと言うなら
お前のご両親の許可を得て
同棲しようかと思ったんだ」
洸琉………そんなこと考えてくれたんだ。
いつも意地悪なくせに
やっぱり優しいよ、洸琉は。