俺様ホストに拾われて
「ちょっ……んあっ…んっ………」
逃げようとしてみたけど離してくれず
そしてキスによいしれちゃった私は
洸琉に身をゆだねていた。
あれから私は、洸琉のおかげと言うべきかわからないけど
キスを怖くなることはなくなった。
洸琉だからだけどね。
キスに酔いしれてると、いきなりドアが開いた気がした。
それでもやめてくれない洸琉。
「おいおい、病室で盛ってんなよ」
と、聞こえた。
洸琉はようやくその声で離してくれて
ドアの方を見るとそこには
咲仁(さきと)くんがいた。
咲仁くんは洸琉の店の取締役の人で
洸琉の先輩だとか。