俺様ホストに拾われて
洸琉も私の後ろをついてきていて
ママたちにお茶をいれてくれた。
「ありがとう、洸琉くん」
「ありがとうな」
洸琉がいれたお茶を
2人が美味しそうに飲んでるけど...
用件はなんなんでしょうか。
「2人は何しに来たの?」
「あ、そうね。
洸琉くんに謝りたくて」
「俺に、ですか?」
「あぁ。
息子があんなことをして
本当にすまなかった…。
なのに親である俺らは
お見舞いにすら行ってなくて…」
「洸琉くん、ごめんなさい。
息子があんなことしてしまって
お見舞いに行けなくて
本当にすいませんでした」
ママたちに来なくていいといったのは私だった。
変に気を使われても
洸琉がゆっくり休めないと思ったから。
「洸琉、ママたちがこなかったのは
私が来なくていいって言ったの。
変に気を使われても洸琉が
ゆっくり休めないと思ったから…」
洸琉は私の方を見ると優しく微笑んでくれた。