相沢さんは漫画家でした。
隣の席の相沢さん
そうだ、隣の席の相沢 モモさんだ
あんまり話したことないし、それになんか
すっごい地味なんだよなぁ…
前髪で視界を塞いでる感じ、前見えてますかっ?!と言いたくなる
そしてスーパーロングヘアー&メガネ
ザ、地味子
いつかその髪の毛で締め付けられ
殺されかける妄想もした
『か、髪の毛が伸びるだとぉお?!!』
『あんた、いつも、わたし、のこと、いじ、める、』
『ぎゃぁぁぁあ!!!いじめてません!だからこの、髪の毛を…グワァァ!』
こ、こえー…!!
ストンっと席に座り、バックから夏休みの宿題やら取り出した
隣の席に視界をちらっと写した
ガリガリガリガリガリガリ
物凄い勢いと筆圧で相沢さんが宿題をやっていた、
こ、こええええ!!
俺いつかこの筆圧で殺されるんじゃないか?!
そう思うとバクバクして止まらなくなった
はっ!このまましてたら
『何故宿題を見せない!!私のことそうやっていじめるのね!!!』
『ぎゃぁぁぁあ!!!筆圧と髪の毛で殺される!!』
※ヒカル君の中の相沢さんです
ヤバイ!!このままでは!!
「しゅ、宿題忘れたの?見せてあげる!」
震え混じり、宿題のプリントを渡す
「あ、ありがとう」
前髪の隙間から見えた、すこし驚いた顔がなんともいえないぐらい
かわいかった
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