闇だらけの総長~刻印に隠された過去~

それと最初のいつ終わるか、かぁ…

正直俺にもわかんねぇよ!

だってさ!

見つかったらそこで終わり!

あいつらが奴らを倒しに動き出しても終わり!

そんな曖昧な事なのに何日に終わります、なんて言えるわけねぇだろ!

美「いつ終わるかはわかりません
終わる時は指示出します
それと、私達の企業で働く分は何も問いません
ですが、私達の企業は厳しいですよ?
それでも構わないと言うのならばいいですよ」

俺のその言葉を聞くと顔の表情がいっきに明るくなった

聖「あ、ありがとうございます!」

聖子は立って勢いよく頭を下げた

美「それでは私はもぅ帰りますね
あ、そうだった」

帰ろうと席を立った時に手土産的な感じで自分がデザインした服やアクセサリーを持って来たのを思い出した

美「これ、売れ残った商品でもう作られてない物ですのでよろしければ貰って下さい」

聖「よろしいんですか!?
ありがとうございます!!」

聖子はまた頭を下げ、商品の入った紙袋を大切そうに抱きしめている

それを見るとなんか嬉しい気持ちになった

美「それでは今日はお邪魔しました」

聖「また、お越しにください」

そこで、漓桜としての俺の仕事は終わった…


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