闇だらけの総長~刻印に隠された過去~

美「ブッアハハハハ!」

聖「え、な、なに?!」

聖子は急に笑い出した俺にびっくりしてさらに困惑した顔を浮かべている

美「通報するなんて嘘に決まってるじゃないですか
意外と騙されやすいんですか?
姉ちゃんに話は聞いてるから入ってください
人に見られたくないので」

聖「そ、そうね」

それで聖子を部屋へ上がらせ台の前のクッションの上に座らせた

俺はお茶ぐらい出そうと思いキッチンに向かい麦茶のペットボトルを取り出しコップに注いだ

美「まず今日は転校手続きしますから偽名とそのケバイ化粧を直す練習してください」

言った後に麦茶の入ったコップを台に置いた

聖「偽名は納得するけどそこまでケバくないわよ!」

美「いやいや、充分ケバイですから
そんなんじゃ闇桜と接触できません
ナチュラルメイクにしてください」

聖「わ、わかった…」

渋々といった様子で頷いた

そうとなるとまず化粧を落としてもらって、聖子がどんなブランドの化粧使っているのかが気になるな

とりあえず、これからは漓桜姉が気に入っていたブランドを紹介するか

美「先生ー、化粧の仕方教えるので今の落としてもらってもいいですか?」


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