闇だらけの総長~刻印に隠された過去~

美「手短に言いますね
如月先生を闇桜に接触させ闇桜の現状などを知りたいからです
他に聞きたいことありますかー?」

だんだんだるくなってきて言動が雑になってくる

俺の言葉を理解しよるとする海斗

思い当たる接点を見つけたようでパッと顔が上がる

海「あぁ、怜桜か」

美「はい、もしもの為に先生を入れて現状把握しておきたいと思いまして」

聖子がいることも忘れてそんな話を海斗とする

闇桜を傷つけた俺が何言ってんだって思われるかもしれないけど、それでもやっぱ大切なんだよな

なんでアイツらを傷つけたんだろ…

そこは悔いてももぅどうしようもねぇがな

そんなことを考えているせいか顔が下がる

海「直接行けばいいじゃねぇかって言いたいところだけど訳ありっぽいな
ま、紅炎には関係ないらしいし?
自由にしな」

顔を行き良いよく上げる

そこにはニカッという表現が似合うように歯並びが見えるほどの笑顔がそこにはあった

美「あ、ありがとうございます」

いつもは明るくてバカっぽくてそこの部分がたまにめんどうなんだけど、こういう優しい部分もあるんだな


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