闇だらけの総長~刻印に隠された過去~
頭を撫でてる時の葵の手は震えていたが、それでも俺を安心させる様に優しくその小さな手で撫でてくれた
その後、俺と拓人は目の前に闇桜が居るのに美桜の情報を聞く事を忘れていて修に言われてやっと気づいた時はなんて間抜けな事をしたんだと思った
改めて怜桜に美桜の事を聞くが殺気を放ち、鋭い目で俺達を射抜く
圧倒されつつも覚悟を持って見つめ返すと納得してくれた
怜桜の部屋で話す事になり部屋の番号を聞くと美桜の隣だと気づきそれを闇桜に言うとすぐに言わなかった事に噛み付く2人
それに俺の中の何かのスイッチが入り俺様が出た
それにビックリする一同をなんとか収め話を戻す
理由を言うと納得した闇桜達を連れて寮の部屋の前へと向かう
そこで紅炎と闇桜は別れたがすぐに戻ってきて闇桜は俺の部屋に入る
理由を聞けば美桜と会いはしたがはぐらかされ部屋に逃げ込まれてしまい一息付くために俺の部屋に来たらしい
その後解散しようとした時美桜の部屋から扉の開く音がした
確認しに玄関の扉を開くがそこに美桜はいなかった
その事を分からずにいた奴らにも話せば空気が重くなった
それで俺は場を和ませようとふざけて話すと皆笑顔になってよかったと胸を撫で下ろす