闇だらけの総長~刻印に隠された過去~

それから怜桜と夜話す約束をし各自部屋に戻った

その夜怜桜の部屋に皆が集まり美桜の過去を聞く

その前に怜桜が俺達に威嚇をするがそれはいらないと抑え改める

怜桜から聞いた話をまとめると額に刻印が姉弟に刻まれ俺らには無い力があるという事

それを幼い頃無意識に使い他人に恐れられいつ自分の力が暴走するかが分からない恐怖が常にあるという事

確かに自分にはあり他人がない力、しかも扱いのわからない力があって暴走すると思うと人との関わりを持ちたいとは思わないな

それから解散して次の日を向かえて今日に至るってところか

ここ数日で色々ありすぎじゃないか?

ドンドン

俺がここ数日の事を振り返り呆れていると、ドアの戸が叩かれる音がした

俺が「はーい」と返事をすれば静まるドア向こう側のヤツ

誰かと思いながら近々の疲れが溜まっている重い腰を上げて玄関に向かう

こんな事で体重くさせてたらダメだよな

体力落ちたか?

そんな事を思いながら扉を開けると…

ドンッ!

輝「うっ!」

胸にいきなり強い衝撃を受け、倒れかける体をなんとか踏ん張らせて抱きついてきた相手を見る


< 135 / 142 >

この作品をシェア

pagetop