闇だらけの総長~刻印に隠された過去~

怜「じゃあ、よろしいのですか?」

期待して聞いたのに返ってきた返事は、

海「いや、ダメだ」

怜「っ!?
なんでですか!?」

海「理由は言えねぇ」

落胆せずにはいられず、それは皆も同じようで、短気な奴が理事長に詰め寄って行く

慶「何でか言えよ!
理由ねぇのに転校手続きできないってどうゆう事か、はっきり言えよ!」

颯「慶羅、落ち着け」

ぶっきらぼうではあったが、すぐに慶羅を落ち着かせようとする颯

だけど、こんなので引く慶羅ではない

慶「どーやって落ち着けばいいんだよ
理不尽に追い出されようとしてんだぞ!?」

颯「だから、1回頭冷やせって言ってるんだろ」

颯も少し切れかかってんな

怜「理事長、俺達が転校できない理由を教えて頂くまで帰りませんから」

海「そう言われてもこっちだって困るんだよ!」

大「どうであれ、あなた達はこちらからしたら危険人物に違いありませんので速やかに帰ってもらいたいですね」

は!?

俺達が危険人物!?

……あぁ、紅炎に危害を及ぼすとでも思ったのか?


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