闇だらけの総長~刻印に隠された過去~
葵「だって、この中で私だけが女子でしょ?
何考えているか分からない男の中にいるより女子と喋る方がよっぽどマシだからです」
それを聞いた俺達は思わず苦笑いをした
……こいつだいぶ毒舌だな
まぁ、沙奈はコミュニケーション能力高い方だからすぐにでも打ち解けれるだろ
輝「たしかにそーだな
休み時間に屋上に来るようメール送っとくわ」
そこで俺は、ポケットからケータイを取り出し、沙奈に送るメールを作成する
To 菊稚 沙奈
件名 連絡
本文 今闇桜の幹部達が来ている
その中の一人、冴城葵が沙奈に会いたいと
言っている
だから次の休み時間に屋上に来てくれ
よし、こんな感じでいいだろう
送信完了!
輝「今メール送ったから休み時間になるの待っててくれな?」
そういうと、葵はコクコクと頷き隅っこへ行ってしまった
慶「悪いけど、葵のあの態度許してやってくれよ?
闇桜以外の男は葵にとって恐怖でしかねぇんだよ」
そこで俺は葵の素っ気ない態度や口調が冷たいのに納得がいった