闇だらけの総長~刻印に隠された過去~
美「先生?」
数先「ビクッ
ななな、なに?
って、え?」
こっちに振り返り、動揺しつつ睨みつける
が、俺が解いたのを見て固まる
美「終わりましたよ?」
そこで俺はニヤリと笑ってみせた
どんどん青ざめる顔
滑稽だな
美「まだ制限時間ありますけど、どーします?
続けますか?
それともギブアップですか?」
挑発してみたが、のるか?
数先「ギブアップなんかしないわ!
でも、これ以上わからないから答え合わせで勝負よ」
美「合ってると思いますけど、お好きにどうぞ」
最後の維持なのか知らないけど、どっちみち先生の負けだよ
俺は先生の採点の邪魔にならないように隅へ寄る
ふと先生を見れば、答え合わせをしてる先生の顔が顔面蒼白になっていた
美「どうでしたか?
合ってました?」
数先「あ、合ってるわ」
美「でしょうね
でないと俺が困ります」
ク「おぉ〜!すげぇ」
クラスの奴等も声をあげている