闇だらけの総長~刻印に隠された過去~
数先「な、なんで分かるのよ!?
この問題正解率0.002%なのよ!?
どうしてあんたが解けるのよ!!」
取り乱す先生に俺はニッコリ笑って体をそちらに向け、歩み寄る
美「仕方ないですね
教えて差し上げますよ
俺はアメリカのH大首席合格して、飛び級2年で卒業したんですよ
その時にも出されましたね、その問題
まぁ、俺と双子の弟はその問題簡単に解けましたけどね」
これまでにないくらいに目を見開いている
すんげぇ
目飛び出るんじゃねぇか?
まぁ、飛び出るわけねぇけど
美「で、俺の勝ちですけど、どーします?」
数先「クッ、」
言葉につまり何も言葉を発さない
あ、良い事思いついたぜ!
美「先生、俺の言う事1つ聞いて貰っても良いでしょうか?」
数先「な、なによ?」
俺は周りにあまり聞かれたくないため自分の口を先生の耳近くに運んだ
美「ゴニョゴニョ……」
俺が言い終わると先生の俺に対する眼が変わる
数先「本当にしてくれるの?」
美「はい、ですから俺の頼みよろしくお願いしますね?
この事は内緒でお願いします」
右手の人差し指を口元に持って行き先生にだけ見えるように俺なりの営業スマイルをした