闇だらけの総長~刻印に隠された過去~
意識の戻った女子2人も話を聞いていたらしく黙って俺を見ていた
怜「……反論はない
知っているなら教えてくれるか?」
さっきの俺の説明で反論の余地がなかったのか申し訳なさそうに眉を寄せ、美桜の部屋を聞いてきた
輝「あぁ、屋上の出入口で突っ立ってるのもなんだしな
話が長引きそうなら俺の部屋に行こうか」
怜「すまない、感謝する」
怜桜がそう言うと、俺を先頭に美桜の部屋へと向かった
美桜の部屋へつくとまだ帰ってきていないのか物静かだった
だいぶ屋上で闇桜達と話してたと思ってたんだが、何してんだろ?
輝「とりあえず俺の部屋にあがるか?」
そう聞いたところ闇桜で頷くものはいなかった
紅炎は言わずもがなとっくに俺の部屋に入ってる
闇桜は何を考えてるんだ?
俺の部屋に入ることを躊躇ってるのか?
いやいや、そんなわけねぇよな
じゃあなんだ?
俺が考えあぐねていたら怜桜が話しかけてきた
怜「いや、俺達は美桜の部屋の前で帰ってくるの待っとく
たぶんもう少しで帰ってくるだろうから」
その言葉に怜桜以外の闇桜は頷いた