嘘つきな唇
私達の関係がおかしくなってしまったのは私のせいなんだ。
大雅が浮気をした時、本当に悔しくて傷ついて、つらくて、泣きわめいて…
その場の感情だけで別れる事を決断したけれど
暫く会わない間に気持ちが落ち着いてくると
別れた事をひどく後悔した。
独占欲の塊のようだった自分の行動を後悔した…。
悪いとこ、全部直すから寄りを戻したかったけれど…
暫らく私からの連絡を大雅は拒否してたんだ。
それ以上の行動はできなかったけれど、捨てられない写真を見るたび
貰ったメールを見るたびに
この胸が
大雅に会いたいって叫んでいた。
大好きだったんだ。
失って初めて色んな気持ちと出会った。