嘘つきな唇


私達の関係がおかしくなってしまったのは私のせいなんだ。




大雅が浮気をした時、本当に悔しくて傷ついて、つらくて、泣きわめいて…


その場の感情だけで別れる事を決断したけれど



暫く会わない間に気持ちが落ち着いてくると



別れた事をひどく後悔した。


独占欲の塊のようだった自分の行動を後悔した…。






悪いとこ、全部直すから寄りを戻したかったけれど…




暫らく私からの連絡を大雅は拒否してたんだ。




それ以上の行動はできなかったけれど、捨てられない写真を見るたび


貰ったメールを見るたびに



この胸が


大雅に会いたいって叫んでいた。





大好きだったんだ。




失って初めて色んな気持ちと出会った。




< 3 / 18 >

この作品をシェア

pagetop