宝物
あの人が倒れて五日後…

真夜中に○○大学病院に呼ばれたんだ。
その時には私は小学6年生になってたんだ。
 
病院の先生に
《もう少ししか生きられないかもしれません》

って、いわれたんだ。そして、私はあの人の手を握った。
あなたの手は温かくていつもと変わらないあなたでした。
すごく辛くて、悔しかった。
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