Beautiful blue
Beautiful blue
自分と風景をリンクさせようとすると、そのチグハグさに唖然とする。
滑稽だ。
馬鹿馬鹿しい。
耳を塞ぐ。
あー、あー、あー。
誰もいない。
聞こえない。
なにもない。
そんなことをしてでも
あたしは歩きたい。
この雑踏の中から抜け出して、走り出して
自分にしか走れない道を走り抜けたい。
生まれてきたことに意味がないのなら、あたしは自分で作ってやりたかった。