リンゴ飴

「お前がおとなしく、オレの後ろを歩いてるから、何かあるのかなあって思って、聞いてやってんだろう?」

「えっ‥」

「…何かあるのか?」

「いや、別に‥」

チャンスだったのに何も言えなかった…

「‥そっかあ、だったらいいや。」

そう言うと、歩き出してしまった。

ああ、、、

また、あいつの背中を見て私も歩きだした。
< 4 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop