理想の私≠現実の私


ゆうさんと一人の男を軽く睨みつけていると
もう一人の女性がこっちを見ているのに気づいた。


「ねぇ、」

「…はい?」


ちらっとゆうさん達の方に目を向け次に俺の方に近づき話をする女性。


「わたしは、吉岡奈津。あの子の隣にいるのは山形チカ。」


山形チカ…インプットした


「あなたはあの子のどこが好きなの?」

「え?」


は?なんでいきなりこの人にそんなこと…

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