【完】何度でも、キミの瞳に恋をする。
「ホシって、誰なんだろ……」
呟いた声が風にさらわれていく
私はごろんと寝返りをうつと、
うつ伏せになってコンクリートの床に頬を押し付けた。
ひんやりとした心地に瞳を閉じる。
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『優菜、これがペルセウス座だよ。』
『優菜、星は………』
『ゆうな。これは きんもくせい って いうんだって。』
『ぼくは………』
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瞬間。
今まで夢で見た
私の“記憶”が走馬灯のように頭の中を駆け巡る。