【完】何度でも、キミの瞳に恋をする。
2*『秋雨聖と濡れ羽色の髪の少年』
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翌朝、学校に来てみると
校門で人だかりが出来ていた。
………なんでだろ。
「Starsがいらしたのよ。」
「なんでかしら。急に」
「3人揃うなんて、はじめてだわ。」
そんな声が聞こえてくる。
もしかして…………
そう思って人ごみの中を覗くと
「…………っ!?」
栗色のストレートに白い肌
くりんとした丸い二重。
今までもStarsの唯一の女子として騒がれていた牧夏瑠璃さんと
黒羽くん―黒羽惺がいた。
サボり魔のはずなのに………!
なんて、失礼なことを思ってからその隣に目を流す。