【完】何度でも、キミの瞳に恋をする。






「芹沢ちゃん…………。」



リリーちゃんが私の髪をそっとなでる。









その時。








ガチャリ、とベランダのドアが開いて



ここに、いるはずのない人が、

そこから入ってきた。














「…………っ、黒羽くん!?」



「優菜ちゃん、おいで?」









そう言って黒羽くんは、


妖艶に微笑んだ…………―






< 133 / 254 >

この作品をシェア

pagetop