【完】何度でも、キミの瞳に恋をする。









˳

˚




『あぁ、守らなきゃ。』







私の声が頭にこだまする。









『私が、ホシを、守らなきゃ。』











それと同時に蘇る、もう一つの記憶。










『守ってくれるって言った。』



『私は、それを、信じる。』









―『ぼくが、優菜を守るからね。』


―『だから、泣かないで。』


―『ずっと、ずっと、一緒にいるから。』




˳

˚





私が、『ホシ』を守る。








だって、彼は、


ずっと私を守ってくれていたから。










だから、私が…………













ホシを、聖を、守る。







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