【完】何度でも、キミの瞳に恋をする。









彼の手が私に触れる。




そのまま魂を蝕まれる……………





彼が、勝ち誇ったような笑みを浮かべて、



私の髪に手をかけた。











嫌だ!!!


そんなの、絶対に、嫌だ!!!







私は、聖を、守る!!!!














私に触れたところから、

彼の体が黄金に輝き始めた。







「………!?なんだ、これは………。」


彼が驚いたような声を上げる。









彼の好きには、させないんだからっ!!!





体の底から力が湧いてくる。





私はグッと踏ん張ると


彼のその、漆黒の髪に手をかざした。






< 147 / 254 >

この作品をシェア

pagetop