【完】何度でも、キミの瞳に恋をする。
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次の日、リリーちゃんにそのことを話すと
リリーちゃんは、自分のことのように喜んでくれた。
『今日は初恋記念日だな!』
なんて、ちょっと恥ずかしいけど
うれしい記念日ができた。
「じゃあさ、芹沢ちゃん。………」
その言葉は、ぼーっとしていた私の頭にも
鮮明に聞こえてきた。
「次のテストでStarsいりするぞ。」
………あれ?
聞き間違え……だよね?
うん。きっと、そうだよね。
なんて、自己完結しかけた時に
「聞き間違えじゃ、ないぞ?」
なんて、エスパーな解答が来た私は
リリーちゃんは心の声の盗聴器でも持っているのではないかと
真面目に悩んだ。