【完】何度でも、キミの瞳に恋をする。







「じゃあ俺は、何よりも莉衣がほしい。」





「…………っ!?」


「莉衣、俺と付き合って?」


「う、うん!」





「これは、あとで雅に締められるな……」


といっちゃん先輩がこぼす。





確かにブラコンシスコン兄妹だもんね。










リリーちゃん、両思いになれてよかったね………。






私がジーンとしてると、


「俺ら邪魔なんで行きます。」




といって私の手を聖が引いていった。









手首の聖だが掴んでいる部分だけが、あつい。





聖は自分の部屋に入ると扉を閉めた。





< 185 / 254 >

この作品をシェア

pagetop