【完】何度でも、キミの瞳に恋をする。
「じゃあ俺は、何よりも莉衣がほしい。」
「…………っ!?」
「莉衣、俺と付き合って?」
「う、うん!」
「これは、あとで雅に締められるな……」
といっちゃん先輩がこぼす。
確かにブラコンシスコン兄妹だもんね。
リリーちゃん、両思いになれてよかったね………。
私がジーンとしてると、
「俺ら邪魔なんで行きます。」
といって私の手を聖が引いていった。
手首の聖だが掴んでいる部分だけが、あつい。
聖は自分の部屋に入ると扉を閉めた。