【完】何度でも、キミの瞳に恋をする。






きみに、優菜に、




好きな人に、キスされて、謝られる気持ちがわかるか?







きみは俺のネクタイをひっぱって、


いきなりキスをしたんだ。











本当に、きみは美しいよね。



きみは、残酷なまでに美しい。






俺は、きみが大好きだったよ。


生命をかけても守りたいと思うほど、










でも、きみは、違かったみたいだね……………―




*





違う!





と、今すぐ叫びたかった。










私も好きだと、




伝えたかった。












でも、この想いは、





きっと、もう遅い。








ここまで聖を深く傷つけた私に、


そんなことを言う権利なんてなくて、









私は、ただ黙って、



その場を後にした………―






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