【完】何度でも、キミの瞳に恋をする。
2*『私なんか………………………』
私、最低だ…………
枕に伏せて思う。
全部全部、自分の思い違いだったのに、
確かめもせずに、決めつけて、
傷つけて、
本当に私………
最低だ。
枕が濡れる。
最後に思ったことがこの魔法界での香りになると聖は言った。
それなら聖は最後まで、きんもくせいを思っていたのだろう。
そして、お父さんは…………―
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2*『私なんか………………………』