【完】何度でも、キミの瞳に恋をする。
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「魔法界の歴史は…………」
いつも、勉強はそれなりに出来るほうだったはずなのに、
授業だって全然理解出来なくて
仲のいい友達だってそこにはいなくて、
「もう、嫌だよ………」
つぶやいた声さえも誰にも汲み取られない。
私はそっと席を立つと教室を出た。
…サボサージュ、なんて、初めてしたなぁ。
そんなことを思いながら階段を登る。
一番上にたどり着いて、扉を開けると