【完】何度でも、キミの瞳に恋をする。







☪︎


˚





「魔法界の歴史は…………」





いつも、勉強はそれなりに出来るほうだったはずなのに、



授業だって全然理解出来なくて


仲のいい友達だってそこにはいなくて、






「もう、嫌だよ………」


つぶやいた声さえも誰にも汲み取られない。






私はそっと席を立つと教室を出た。







…サボサージュ、なんて、初めてしたなぁ。


そんなことを思いながら階段を登る。


一番上にたどり着いて、扉を開けると





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