【完】何度でも、キミの瞳に恋をする。






☪︎


˚



キーンコーンカーンコーン




考え事をしていると

案外はやく時は過ぎるもので




気づけばもう、お昼になっていた。





どこで、食べよう………。




少し悩んだ、その時



「せーりーざーわーちゃんー!!」





いささか元気過ぎる声が聞こえたかと思うと





ドーンッ




と背中に覆い被さるような重みがかかる。






驚いて振り返ると


「芹沢ちゃん、ご飯食べに行くぞ!」





ニッと笑ってそういう

リリーさんの姿があった。





「ほら、行くよ?」



リリーさんはそう言うと廊下の奥へと歩き出す。



私は困惑しながらもリリーさんの後を追った。





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