【完】何度でも、キミの瞳に恋をする。
「えっ…!?」
教科書と参考書の山だった。
「では、次のテストでBクラストップ以上にいってください。」
………………………はい?
「この、トワイライト魔法科高校ではクラスによって与えられる設備が違うんです。
私は案内係でもあるため、優菜さんにはある程度の配偶をしてもらえるところにいて欲しいんです。
だから、Bクラストップ以上になってください。」
えっ…と、
つまり、寮に私が入るには
魔法薬学も
魔法史も
そして、あの
魔法実技すらも
突破しなきゃいけないってこと?!
「そんなの、無理!」
「では、がんばってくださいね。」
聞けよ!
話し聞こうよ!
私のツッコミもむなしく
メリはどこかへ消えてしまった。
最近知ったんだけど、使い魔は瞬間移動が得意なんだとか。
それから私のテストにむけた勉強が始まった。
………人間界でも、こんなにテスト勉強なんてしたことないよ。